Deep Purple のレア音源リリースのニュースがあったので、過去のライブレポを引っ張り出してきた。
タイトル:
Deep Purple / Yngwie Malmsteen
Deep Purple ラインナップ
Ian Gillan - Vocals
Roger Glover - Bass
Ian Paice - Drums
Steve Morse - Guitar
Don Airey - Keyboards
Yngwie Malmsteen ラインナップ
Yngwie Malmsteen - Guitar
Tim "Ripper" Owens - Vocals
Patrick Johansson - Drums
Bjorn Englen - Bass
Nick Marinovich - Keyboard
開催場所:
公演時間:
開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 22:10
SETLIST
01. Guitar Solo
02. Death Dealer
03. Damnation Game
04. Icarus' Dream Suite Part 1
05. Far Beyond The Sun
06. Live To Fight (Another Day)
07. Caprici Di Diablo
08. Red Devil
09. Trilogy Suite Part 1
10. Guitar Solo
11. Magic City
12. The Fugue
13. Band Jam
14. I'll See The Light Tonight
15. Rising Force
16. Highway star
17. Things I never said
18. Into the fire
19. Rapture of the deep
20. Contact lost
21. Sometimes I feel like screaming
22. The well-dressed guiter
23. The battle rages on
24. Strange kind of woman
25. Wring that neck
26. Woman from tokyo
27. Perfect strangers
28. Smoke on the water
29. Space truckin'
-enc-
30. Black night
- 前 段
ロックの王者 "Deep Purple" と ギターの王者 "Yngwie Malmsteen" という豪華カップリング・ツアーで来日!
まさか、Yngwie が前座で来日とは夢にも思わなかったね。
まぁ、Yngwie は、Ritchie 信者だから、Deep Purple に敬意を払っているってことかな。
場所は、収容 5,000 人を誇る東京国際フォーラム・ホールA。
割当ての 2階席に向かうも、あまりにも人がいなさすぎて、まさかの指定席振替!
ラッキーなことに、2階最後部付近から、2階 10列台までジャンプ!
客入り的には、1階が満席。2階は 17列以降無人って感じ。
この日、久々に Yngwie を見たわけですが、なんと、痩せていました!
前回見たときは、ギターのボディに、豊満なおなかが隠し切れていなかったんだよね。
そして 01. である。開幕早々、渾身のギター・ソロ!
やっぱ。尊敬しているバンドを前に張り切っているのか、超丁寧に、かつ、アグレッシブなプレイに、ファンは大満足!
しかし、ほとんどの来場者の目的が Deep Purple で、恐らく、Yngwie を知っている人は、極々少数だったせいか、熱演に反し客席の反応は激薄。
2階で立って盛り上がっていたのは、ぼくを含めて 10名くらい。
Yngwie の楽曲は、歌なしも多く、この日の Ripper の出番は 20分くらい。そんな中でも、切り裂くような硬質のハイトーンと、少しでも会場を盛り上げようと、Yngwie コールを煽ったり、ステージ狭しと、歌以外も献身的だった。
なのに、客席ときたら棒読みの「いえー」という仕打ち。本当に RIpper が可愛そうだった。
ステージ進行については、ちょっと駆け足な感じ。でも、前座で持ち時間が限られた中で、Yngwie というギタリストが、どういうプレイヤーなのか、最大限わかるような構成だったし、ステージの最後には、ストラト解体ショウもあり、100% の Yngwie を発揮していたよ。
ちなみに解体されたストラトは、客席に投げ入れられてた!
セット・チェンジが異様に長かったな。
なにやら、ハモンド・オルガン付近で、スタッフが「あーでもないこーでもない」とやった。
そのせいで時間が押したのか、Deep Purple のステージも、ちょい駆け足気味でした。
暗転とともに始まったのは、独特のドラム...ベースが加わり 16. と分かると、さっきまでの無反応だった観客が立ち上がってシンガロング!
Ian Gillan の歌声は、正直、あまりでていたとは言えなかったけど、御年63歳だししょうがないところ。年齢に負けるものかと、原キーで歌う姿には、こちらも負けじと声をださずにはいられなかった。
セットリストは、新旧織り交ぜた構成になっていて、どの年代からファンになったか関係なく、Deep Purple のステージを楽しめる構成になっていたよ。
- 所 感
世界で活躍するプレイヤーの好演、熱演を見られて、最高の時間を過ごせた。
ただ、Purple ファンは、Yngwie に興味が無さ過ぎて、公演を一緒に盛り上げようって気がなかったのは、本当に悲しい出来事だった。
あと、共演がなかったのも、もったいなかったなー
- タネあかし
この後日、4月15日にも、本公演の日程が組まれていて、その日は、Deep Purple と Yngwie の共演もあったし、なんと、Jon Lord の参加もあったんだって!
それが Jpn Lord の、日本で Deep Purple と共に立った最後の公演だったので、4月15日みられた人は、超ラッキーだったって話し。