でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】GENERATION AXE (2017.04.07)



タイトル:
  Generation Axe A Night of Guitars (2017.04.07)
開催場所:
  Zepp Tokyo
公演時間:
  開場 / 18:10 , 開演 / 19:10 , 終演 / 22:40

SETLIST
5 Guitarist
  01. Foreplay (Boston)
  
Toshin Abasi
  02. Tempting Time
  03. Air Chrysalis
  04. The Woven Web

Toshin Abasi + Nuno Bettencourt (Vo. Nuno)
  05. Physical Education

Nuno Bettencourt
  06. Get the Funk Out
  07. Midnight Express
  08. Extreme Guitar Medley
    He-Man Woman Hater
    〜Play With Me
    〜Rest In Peace
    〜Cupid's Dead
    〜Take Us Alive

Nuno Bettencourt + Zakk Wylde (Vo.Zakk)
  09. Sideways (Citizen Cope)

Zakk Wylde
  10. N.I.B. (Black Sabbath)
  11. Little Wing (The Jimi Hendrix Experience)
  12. Whipping Post (The Allman Brothers Band)

Steve Vai
  13. Bad Horsie
  14. Racing the World
  15. Tender Surrender
  16. Gravity Storm

Yngwie J. Malmsteen
  17. Spellbound
  18. Into Valhalla
  19. Overture
  20. From a Thousand Cuts
  21. Arpeggios from Hell
  22. Adagio
  23. Far Beyond The Sun
  24. Trilogy Suite Op: 5
  25. Fugue
  26. Echo Etude
  27. Acoustic Paraphrase

Yngwie J. Malmsteen + Steve Vai
  28. Black Star

-enc-
Steve Vai , Zakk Wylde , Nuno Bettencourt , Toshin Abasi
  29. Frankenstein (Edgar Winter Group)

5 Guitarist (Vo.Yngwie)
  30. Highway Star (Deep Purple) 


 5大ギタリスト夢の饗宴!
 それぞれのギタリストの魅力が最大限に発揮され、会場の熱気が凄かった。
 開演時間こそ、多少遅れたものの、アクシデントやトラブルもなく、かなり好コンディションで観戦できたよ。

 このイベントの主宰は Steve Vai だけど、やはり日本では Yngwie 人気が高く、歓声もひと際大きく感じた。また、そのことが、日本独特の Generation Axe って感じでもあり、印象深かったと思う。

 Toshin Abasi は、変拍子を多用するギタリストなので、曲自体はノリにくかったけど、そこで駆使されるテクニックは超絶技巧なので、ギタープレイに魅せられた。

 続いて登場の Nuno Bettencourt は、トークも軽く、ユーモアもあり、ギタープレイと両面で会場を沸かせた。
 07. の前に、More Than Words のフレーズが演奏されると、会場から「ワッ!」と歓声が上がったけど、

 Nuno 「今日はギターのイベントだから、こっちじゃなくてこれ!」

 って感じのフリがあったよ。
 贅沢を言えば、Extreme の曲って、みんなで歌って踊って楽しい曲だから、06. だけじゃなくて、他の曲でも Nuno の歌声やサビのシンガロングを楽しみたかったな。

 Zakk Wylde の歌声、ますます Ozzy みたいになってきたと思うのは気のせいだろうか? 10. を聴いていてそう感じてしまったw
 その風貌もあり、体格もゴツイので、かなり迫力のあるで、所作のひとつひとつが漢臭いのね。キングコングのようにドラムリングしてたけど、一瞬、本当に叩いてあの音だしてる (バスドラが合わせてた) のかと錯覚したわ!
 下手に立つことが多かったけど、上手の方まで客を煽りに行ったり、また、下手にあるアリーナへのタラップを降り、来場者へのサービスも旺盛だった!

 Steve Vai 、自分自身がギターと一体となって世界を表現すんのよね。
 15. のあとに、ちょっとしたギター。トーク (ギターに関する話ではなく、ギターでの会話) を挟み、コール&レスポンス からの 16.。
 ギター1本で世界を作っていく感じ?プレイは当然だけど、表現力が凄まじいね。
 オイラの言葉じゃこんな風にしか描写できなくて申し訳ない。

 Yngwie J. Malmsteen は、音量も今日イチ! Yngwie 自身、非常に背の高いがっしりした体格をしている人だし、高身長から織りなすアクションや厚みのあるサウンドで、迫力のあるステージを演出してたよ。
 Steve Vai との 28. は、この機会でもないとみることが出来ないし、ふたりの登場に会場が沸き、魅了されたね。
 Yngwie は、30. でボーカルを取ったり、共演パートでも大活躍!そして、すごく楽しそうに笑顔でプレイしてたのが印象的だったよ。
 今回は、ギターリストにフィーチャーしたイベントってことなので、インスト曲がメインになっていて、特に中盤の構成が、Loud Park 13 みたいだった。
 あのときは、ギターを止めるとノイズがなってしまうので、終始引き続けてたんだよね。機材トラブルに苦しみながら、どうにかパフォーマンスしている姿を観ていただけに、今回のように楽しく演奏をする Yngwie を観られて、とてもよかったよ。

 本公演は、Meet & Greet に、Yngwie だけ不参加だったり、事前情報から受ける印象は不穏なものもあった。でも、終わってみれば、トラブルもなく、演者も来場者も大満足の公演だったよ。
 本イベントは、ギターサウンドを重視しているってこともあり、会場音量は、イベントが終盤に向かうにつれ、次第に大きくなっていった。なので、ボーカルのある曲では、音声が聞き取りにくい部分もあったけど、それはもう仕方ないよね。