え?うん?新譜公演???
タイトル:
IMPELLITTERI "War Machine" Japan Tour 2025
MEMBER:
On Guitar:Chris Impellitteri
On Vocal:Rob Rock
On Bass:James Pulli
On Drums:Paul Bostaph
On Keyboards:Wayne Findlay
Supecial Guest:(from Jupiter)
On Vocal:Kuze
On Guitar:Teru
開催日程:
3月10日(月) / 東京 / スポティファイ・オー・イースト演時間:
開場 18:00 / 開演 19:05 / 終演 20:35
会場 BGM
...
BGM. Doctor Doctor (UFO song)
BGM. Rock You Like A Hurricane (Scorpions song)
BGM. Highway Star (Deep Purple song)
BGM. Fool For Your Loving (Whitesnake song)
BGM. Stand In Line (Impellitteri song)
BGM. I Want Out (Helloween song)
BGM. Balls To The Wall (Accept song)
SETLIST
SE. O Fortuna (Carmina Burana - Carl Orff)
01. Hell On Earth
02. Power Of Love
03. Rat Race
04. Superkingdom
05. Power Grab
06. Face The Enemy
07. We Own The Night
08. Crazy Train (Ozzy Osbourne cover)
09. Black Sabbath (Black Sabbath cover)
10. Out Of My Mind
/with Jupiter
11. Stand In Line
12. Wrathchild (Iron Maiden cover)
13. Over The Rainbow (Harold Arlen cover)
14. Lost In The Rain
-enc-
15. Since You Been Gone (Russ Ballard cover)
会場 BGM
BGM. Armed And Ready (Michael Schenker Group song)
BGM. Spotlight Kid (Rainbow song)
IMPELLITTERI の新譜「WAR MACHINE」のリリース・ツアー!
..リリース・ツアーだったんだ。
確かに、新譜からの曲もたくさんやったけど、カバーやゲスト参戦もあり、ファンが期待していた IMPELLITTERI のライブだったか?というと、疑問が残る公演だったと思う。
前回来日した 2019年は、バンドの30周年記念であったり、Alcatrazz の来日日程が近かったこともあり、Graham Bonnet がゲスト出演し、お祭り騒ぎのような楽しさがあった。
本公演も、どちらかというと、その時の雰囲気に近かった。
コロナ明けの初来日だから、100% IMPELLITTERI を堪能したかった方は、2回続けてそれは..と感じても仕方ないことだ。
ある意味、ぼくのようなミーハー・ファンの方が、こういうの、楽しめるかもしれない。
続く日程に、Jupiter が参加するわけではないので、セットリストが変わる可能性もあるけど、基本、カバー多めで変わらないと思います。
なので、参戦を迷っている 100% IMPELLITTERI を楽しみたい方へは、自信をもっておすすめできるとは言えない。
ぼくが間違いなく言えるのは、Chris Impellitteri のプレイはガチ!
これは絶対の自信をもって素晴らしかったと断言できるし、これを観るためにきた!という納得もあった。
多彩な技術、まるでモーグ・シンセサイザーのような豊富な音色、まさに Chris Impellitteri にしか出来ない至高のプレイでした。
IMPELLITTERI の曲が少なかったことで、逆に、Chris のギター表現の幅が明瞭に感じられて、Chris を堪能するという意味では、大満足な公演だったと言える。
Rob Rock は、正直、カバー曲の方が歌えてた。
むしろ、それがおもしろかった。
Impellitteri の曲のときは、プロンターのカンペ前から動かないのに、カバー曲のときは、ステージの端から端まで移動し、ファンサする余裕もあったのはなぜなのか。
たぶん、気のせいじゃないと思う。
というのも、Rob Rock、この来日の直前となるタイミングで、交通事故に遭っていたみたい。
そのことは、ご自身の facebook にて投稿しているので、ご確認ください。
Rob Rock - The Voice of Melodic Metal
3月1日 0:31 ·
Thanks for all the prayers and get well wishes. Got t-boned in a car accident last week and Liza and I are going to be hurting for awhile. We are getting checked out by the ER and doctors.
God is good, angels on alert! Grateful it wasn't worse.
投稿内容から察するに、ER (Emergency Room=緊急外来のことかな?) で診てもらい、その後、医者にも見てもらったってことだと思います。
身体の外的損傷を伴う大きな事故でこそなかったものの、事故に遭い、本調子じゃない中、日本に来てくれてマジでありがたい。そして、無事な姿を確認できて良かった。
だから、プロンターに張り付いていたり、段取り不足や休憩多めだったのは、事故所以の準備不足と、体調を慮ってのこと。そして、Jupiter が登場したのも、Rob Rock を。ひいては IMPELLITTERI の来日公演を、真の意味でサポートするためだったんだろう。
折しもここ数日の日本は、寒暖の差、気圧の変化が厳しい日でした。打ち身などがある場合、とても厳しいロケーションだったろうと思います。
そんな中、ステージに立ってくれて、ありがたかった。
Paul Bostaph のプレイは、迫力があって「War Machine」にあってとても良かったのは間違いないんだけど、バンド・コミュニケーションはまだスムーズではないのか、もたつく箇所もあったけど、流石のドラミングでした。
Jupiter の Kuze と Teru が参戦。
唐突に感じる方も多いかと思う。でも、Teru は IMPELLITTERI の大ファンで、2015年の来日公演でも、セッション参加している。会場は、今日と同じく E-EAST !
そして、その時の新譜「VENOM」のアルバム・ジャケットをデザインしたのも Teru でした。
つまり、今日の公演は、その時の絆が繋がっていて、お互いにリスペクトしあう関係であるということがわかるブッキング。
この流れを覚えているファンからしたら、相当、胸が熱くなるコラボ!
正直、Kuze は、(Rob の交通事故のこともあり) ワンチャン、Rob より歌えてた可能性がある。
100% IMPELLITTERI のライブを求めると、不満が残る公演になると思うけど、お祭りのような楽しさがあるので、30周年記念公演をコンティニューしてる気分で、ぼくは楽しめたライブでした。
この公演でしか見られない編成だし、ゲストのスポット参戦も楽しかったよ!
IMPELLITTERI きたわよ
— でゅら~ (@deulah2002) 2025年3月10日
物販、当日券、共に2階で販売中 pic.twitter.com/VPIENlprVo
IMPELLITTERI 3/10
— でゅら~ (@deulah2002) 2025年3月10日
2019年の Graham Bnnet がゲスト出演した公演の雰囲気が、色濃く残っていた公演
今回は、 Jupiter の Vo,Gu がスポット参戦があったり、カバー曲が多かったりという具合
バンドの新譜ツアーって感じではなく、セッション的な意味で楽しかった
そうでない方は不満が残ったかも pic.twitter.com/Qi1szy2m3i