TEDESCHI TRUCKS BAND 最高すぎた...
タイトル:
TEDESCHI TRUCKS BAND
MEMBER:
On Vocals, Guitars:Susan Tedeschi
On Guitar:Derek Trucks
On Drums:Tyler Greenwell
On Acoustc Guitars:Mike Mattison
On Vocals, Chorus:Mark Rivers
On Saxphone:Kebbi Williams
On Trumpet:Ephraim Owens
On Tronbone:Elizabeth Lea
On Vocals, Chorus:Alecia Chakour
On Bass:Brandon Boone
On Keyboards:Gabe Dixon
On Percussion:Isaac Eady
開催日程:
10月22日(日) / 東京 / 東京ドーム・シティ・ホール ※追加日程※
公演時間:
開場 15:00 / 開演 16:00 / 終演 18:10
SETLIST
BGM. Worldwide (Allen Toussaint song)
BGM. Day By Day (Eddie Kendricks song)
01. Statesboro Blues (Blind Willie McTell cover)
02. Playing With My Emotions
03. Ain't That Something
04. Life Is Crazy (Mike Mattison cover)
05. Part of Me
06. D'Gary
07. Soul Sweet Song
08. Why Does Love Got to Be So Sad? (Derek and the Dominos cover)
09. Made Up Mind
10. Looking for Answers (Susan Tedeschi song)
11. Get What You Deserve (The Derek Trucks Band cover)
12. I Pity the Fool (Bobby “Blue” Bland cover)
13. Midnight in Harlem
14. Jeff Beck medley
I Want More
~ Beck's Bolero-enc-
15. Sly & the Family Stone medley
Sing a Simple Song
~ I Want to Take You HigherBGM. It's All Right With Me (Massimo Farao song)
TEDESCHI TRUCKS BAND (以下、TTB) という音楽旅団と巡る 130分の旅路は、うたかたの夢のように一瞬でした。
しかし、夢のよう儚いものではなく、確かにそこに在ったという実感が、時間を経つごとに強くなっていく不思議な体験。
本来、12人編成ともなれば、緊張感の強いステージになりがちだけど、TTB のステージは、実に自然でラフな感じなパフォーマンスだった。
ジャンルにとらわれることなく、セットリストの進行にあわせ、くるくる表情が変わっていくので、エキサイティングで引き込まれてしまう。
Derek Trucks のプレイも素晴らしかったが、今回、特にパワーを感じたのは、Susan Tedeschi でした。
パワフルで力強いブルージィな歌声、Derek に劣らない存在感を放つ強烈なギター。これは、音源では感じ取ることはできないと思う。
子育てもひと段落し、「よっしゃやったるで!」という気合が入っていたのかもしれない。それに、ソロ・アルバム「Jus Won’t Burn」リリース 25周年という、アニバーサリー・イヤーということもあったのかもね。
「Just Won’tBurn」といえば、東京公演でのセットリストにちょくちょく入っていたね。
下に東京公演のセットリストをまとめた図を張っておきます。
その 太字下線部分 が、該当曲です。
また、4 日のうち、追加日程となった 22日以外での楽曲の被りがないのが凄いですね!
そのおかげで、22日の集大成感が強くなっているのも、良いメリハリになっていると思います。
ぼくは 10月22日 のみ観戦なので、特に Jeff Beck メドレーは涙なしにはいられなかったし、アンコールの Sly & The Family Stone メドレーで得られたカタルシスは、計り知れないものがあった。
今年は、Jeff Beck の訃報があり、Clapton など来日ミュージシャンによる追悼するようなパフォーマンスも多かったけど、なんとなく、それがここでまとまったなって感じもあったよ。
ただ、そんな悲しみだけじゃなくて、人の営みってこういうもんだよなってのが、強く感じられる公演だったと、これを書いててふと思った。
とにかく、ガチのマジで素晴らしい公演なので、ロック、ファンク、ソウルなんか好きであれば、必見といえるし、そうじゃなくとも、音楽好きには触れていただきたいバンドだよ。
残す愛知、大阪公演も当日券があるみたいなので、是非、足を運んでいただきたい。
TEDESCHI TRUCKS BAND という音楽旅団とめくるめく130分の旅
— でゅら~ (@deulah2002) 2023年10月22日
本編最後は、まさかの Jeff Beck メドレー風からの BECK's Bolero で涙腺崩壊
アンコールで I Want to Take You Higher で最高のフィナーレを迎えた
まじあありがてえ
最高の時間。あっという間 pic.twitter.com/GaE9stSAcc