7月発表多すぎない?
八十八ヶ所巡礼、新曲 MV きたー!
八十八ヶ所巡礼『幻魔大祭(Album Version)』
八十八ヶ所巡礼、8月18日発売予定のアルバムから、タイトル・トラック "幻魔大祭" MV が公開されているよ。
なんていうか、「とても八十八ヶ所巡礼らしい MV に仕上がってる」 としか表現できない。
八十八ヶ所巡礼を知ってる方には、これで通じると思うんだけど、言語にするのは難しいんだよね...
元々、楽曲によって作風は一定ではないんだけど、聴けば「あー八十八ヶ所巡礼」ってしっくりくるんだよ。
この MV だけど、まず、普通の魔族の家族の風景を描いたんかね?
次にわかるのは、「
亥の子の唄(一例)
亥の子 亥の子 亥の子の晩に
亥の子餅搗いて 祝わん者は
鬼産め 蛇(じゃ)産め 角の生えた子産めこれはこれは おえべす様の
一に 俵を踏まえて
二に にっこり笑うて
三に 酒を造って
四つ 世の中ようして
五つ いつもの如くに
六つ 無病息災に
七つ 何事ないように
八つ 屋敷をひろめて
九つ ここらで蔵を立て
十で とうとう納まった繁盛せい!繁盛せい!
〇引用元URL(世界の民謡・動揺)
亥の子の唄の歌詞をみると、どうやら無病息災や商売繁盛を祈る内容みたい。ってことは、ファンに対するそういう想いが込められてるのかもね。
亥の子という儀式をかたどっているので、リフや音階も儀式的な気もする...
気になるのは、この 3人の関係性。
ベム、ベラ、ベロ的なものにも見えるし、ゲゲゲの鬼太郎のような趣も感じるし、そして、ただひとりぼっちの魔族同士がなんとなく出会って、なんとなく一緒に生活しているようにも映る。
なんかよくわからないこのカオスな世界観を、強引にまとめ上げるセンスの変態さ。それが八十八ヶ所巡礼の魅力なのかもね。
最後に、4小節ごとに頭でビール瓶を割る演出を考えたヤツは天才。