タイトル:
Kiss (10/23)
開催場所:
日本武道館
公演時間:
開場 / 18:00 , 開演 / 19:05 , 終演 / 21:05
○セットリスト
intro. Rock N' Roll (Led Zeppelin)
01. Psycho Circus
02. Shout It Out Loud
03. Do You Love Me
04. I Love It Loud
05. Hell or Hallelujah
06. War Machine
07. Sukiyaki (Kyu Sakamoto)
08. Heaven's on Fire
09. Calling Dr.Love
10. Say Yeah
11. Shock Me / Outta This World
12. Guitar and Drum Solos
~ Bass Solo
13. God of Thunder
14. Lick It Up
15. Love Gun
16. Black Diamond
-enc-
17. Detroit Rock City
18. I Was Made for Lovin' You
19. Rock and Roll All Nite
outro. God Gave Rock 'n' Roll to You II
最高のロック・エンターテインメント・ショウだったね!
武道館の中に入ってびっくりしたのは、ステージを覆う、KISSのロゴ入りの巨大な暗幕。
オイラは当日券の参戦で、ステージ見切れ席だったから、その後ろにスパイダー・セットが設置されていたのを見て、テンション上がりまくった!
勿論、見切れなので、見にくいことこの上なし。特に、スクリーンなんかはほとんど見えなかったし・・・。
一応、ツアー・スタッフ確認用のモニターが置いてあったので、それをみることで補完は出来たけど、まぁ、しゃーなしだね。
でも、ステージからはめっちゃ近いし、席の直ぐ真下あたりがバンド入退場口になっていたから、普段、拝めない風景を堪能できたよ。
開演前、UFO , AC/DC などの名曲が流れるなか、遂に Rock N' Roll が!
会場のそこかしこで
「lonely, lonely, lonely, lonely, lonely time.♪」
という歌声も聞こえ、会場の雰囲気もロック・ショウへ向けて一気に高まっていく。
暗転と同時に、開演を待ちわびていたファンの絶叫が、武道館に木霊し、スモーク!花火!ファイアー!これでもかというくらい豪華に!華やかに!
1曲目が Psycho Circus だったからと言うわけではないけど、サーカスの幕開けに相応しい演出だった。
War Machine では、Gene Simmons の火吹きがさく裂!
オイラの席は、見切れの上に Gene の逆側だったから、決して見やすいとは言えなかったけど、それでも、何度か火を吹いてるのは分かったよw
日本公演ではお馴染みなのかな?Sukiyaki Song を合唱。
全部ではなく、サビ前までだったけどね。
Gene のソロでは、スパイダーに乗ってリフトアップや、血吐きのパフォーマンスがあり、その瞬間を狙って写真撮ってる人も、結構いたかな?w
Love Gun では、Paul Stanley が、アリーナ中央の浮島へ滑車で移動し、ステージから離れた、より客席に近い場所でプレイ!
頭上に設えたミラーボールが周ると、ディスコ・武道館と言った趣にw
最後の Rock and Roll All Nite では、ギタークラッシュもあったよ。
まさか、1週間の内に2度もギタークラッシュを見るなんてねwww
ステージを離れるとき、舞台袖から消えるまでは、元気に歩いていたのに、客から見えなくなった途端、崩れるように、スタッフに支えられながら移動していた姿には、グッときました。
素晴らしいステージをありがとう!
とにかく、最高のロック・エンターテインメント・ショウだとしか言いようがない。
武道館という、高さはあるけど幅が無い会場で、スパイダーを設置してくれただけでも感謝感激なのに、惜し気もなく、パイロやスモークを炊きまくったのには、テンション上がりまくっておかしくなってたwww
勿論、演出が派手なだけではなく、素晴らしい演奏に、齢を感じさせないパフォーマンス、そのすべてが一体となった、凄まじい公演だった!
日本最終公演の10月24日武道館のステージは、WOWOWで生中継されたみたいだけど、この興奮は、会場でしか味わえないものがあると断言できる。
当日のMCで、Paul Stanley が、「また来年会おう!」みたいなこと言ってたから、もし、来年の来日公演が実現した際には、是非とも生観戦すべし!
また、この武道館公演では、主催者・運営側にも感謝したい。
東京近郊のライブ会場では、年々消防法の締め付けが強くなり、パイロを使った演出を再現するのが難しくなっているんだよね。
それにも関わらず、本公演では、本場のライブのように、ふんだんに火薬を使ったセットが使用されていた。これって、主催者・運営が、手間を惜しまず手続きを踏んでくれたおかげだよね。
他にも、入場の際、チケットの半券モギリ係りが、KISSのメイクをしていたり、他の公演では見られないサービスもあった。
KISS 日本公演を提供してくれてありがとう!
蛇足:
どこかのタイミングで、UDO音楽事務所のウドーさんへ、「長年のサポートに感謝を!」と言っていたな。
これって、(悪い意味で)伝説のウドー・ミュージック・フェスティバルのリベンジが来るのを意味しているのか・・・?