謎の音楽フェス。ヘッドライナーは Journey

タイトル:
The Greatest Rock Fukuoka
LINE UP:
JOURNEY
NIGHT RANGER
BAND-MAID
HOUND DOG
LOUDNESS
RED WARRIORS
開催日程:
8月29日(土) / 福岡 / みずほ PayPayドーム (福岡ドーム)
TICKET:
前売券
VVIP ¥118,000-
VIP ¥49,800-
アリーナ ¥29,800-
Sスタンド ¥19,800-
Aスタンド ¥17,800-
車椅子 ¥29,800-
公演公式:
「輝き続けるロックの名曲を、熱狂を。」
という開催コンセプトの元、福岡で新規音楽フェスが開催されます。
その開催には、ウドー音楽事務所、SMASH、スペースシャワーエンタテインメントプロデューシング、イープラス、BEAという名だたるプロモーターが企画制作に携わっています。
そして、主催は...
福岡ソフトバンクホークス (以下、ホークス) !
単独主催です!!!
すげぇ...なんか男気を感じる。
本公演は、Time Table が公開されているので、先にそちらをチェックしましょう。

気になるラインナップは、ロックの至宝とも称される、不朽の名作「Escape」を掲げる Journey。
日本を代表するメタル・バンド Loudness 、2025年から続く 45th Anniversary Tour も、最終章と目される Chapter 6 に突入。11月25日、27日。デビュー日を含む東阪公演で、この一大プロジェクトを締めくくるため、アブラが乗りまくってる時期でしょうから、このステージでも、熱演が期待されます。
アメリカン・ロック・バンドを体現する Night Ranger は、2025年、日本武道館で Farewell Tour を開催し、大盛況の内に幕を降ろしたばかりですが、その時も現役感が強く、また再会できることを確信していたので、この出演は素直に喜ばしく感じます。
Loudness と同じく、2025年に 45th Anniversary を迎えた Hound Dog 。
まあ、バンドとしては、大友康平 with Friends という構成になっています。メディアでこそ名前を聞く機会は減りましたが、現編成 (ほぼ固定メンバー) にて 10年活動しているバンドで、かつてのバンドを知る人には、前述のとおり with Friends のように見えますが、バンドとしてのまとまりという点では、Hound Dog というバンドとしてスタイルが定着しているのではないかと思います。
2024年には腎臓がんを患うなどありましたが、見事復活しました。このステージでも、ソウルフルなハスキーボイスを響かせてくれることでしょう。
Red Warriors もまた、40th Anniversary という周年ライブを繰り広げています。
6月には、自身の主催する Red Rocks を復活させ、2 Days を駆け抜け話題になっていましたよね。
その後、2027年3月に日本武道館で終活ライブ (生前葬という表現だった) を予定しており、40年という活動に区切りをつけるとしています。
つまり、活動する Red Warriors を目にする貴重な機会のひとつがこのフェスということです。
Band-Maid の出演は、一見、浮いているように見えます。メイド・コスプレのガールズ・バンドという見た目ですが、音楽的には正統派ハードロック/ヘヴィメタルなので、MC 以外はこのラインナップでも違和感ないと思います。
かつて両国国技館で開催された Classic Rock Award にも、海外のミュージシャンに交じって出演しており、近年では、海外公演の人気も高く、おそらく、ベテラン・バンドが紡いできたロック魂を繋げるって感じの役割でブッキングされたのだと思います。
鷹の旗のもとに開催される音楽フェス。
かなり面白そうではありますが、ラインナップに偏りがあることから、福岡ドームのキャパ (4万人くらい) の集客は難しいと思われます。まず、満席にするのは難しいでしょう。
では、なぜ、開催されたのでしょう?それは、主催がホークスだからです。
近年、ホークスは、福岡ドームの運用について、野球のほか、エンタメの発信拠点として注力しています。そのひとつが Fukuoka Music Fes. です。
そして、福岡という街は、井上陽水、海援隊、シーナ&ザ・ロケッツ、氷川きよし、浜崎あゆみ、椎名林檎、MISIA、家入レオなど、昭和から現在に至るまで、著名なミュージシャンを輩出してきた音楽の街という面を持ちます。
また、関東や関西では、イベントが多すぎて、新規フェスを開催しても集客が見込めないのが現状です。
地味に大きいのが、インバウンドでしょう。
福岡空港は、九州・アジアの玄関口ですからアクセスが良いですし、近年の大型音楽イベントに行くと、かなり多くのインバウンド来場者の姿を見かけます。
これらの要因が重なって、福岡ドーム開催となったのでしょう。
福岡ドーム開催の最大の利点は、主催がホークスなので、会場費を負担する必要がないということです。
大規模音楽フェスなので、舞台設営に2日、本番、撤去日という構成で考えると、実に ¥29,150,000- ものコストが浮くワケです。
こーれーはーデカい!

さらに、Journey ですが、単独公演があるんですよね。
なので、ライブ興行において最もコスト負担の高いギャラも、だいぶ抑えられているのでしょう。
ホークス主催、Journey は単独日程ではない
このふたつによって、一見、赤字のように見えるイベントが開催されることになったのだと思います。
運営に携わっていないため、どのような売れ行きかはわかりません。
もし、チケットの売行きが芳しくないようであれば、ワンチャン、アリーナのシート間隔、ゆったりめの可能性 (椅子固定のあそび程度でも) があるかもしれませんし、割と観戦環境は良い可能性があります (希望的観測) 。
夏の終わりの小旅行として、The Greatest Rock Fukuoka、どうでしょう?