スーパーロボット大戦 35周年を言祝ぐ、スーパーロボット魂 (SRS)!

タイトル:
スーパーロボット魂 2026
Super Robot Spirits 2026
stage terra
出演:
司会:ショッカーO野
stage terra
Line up:
ささきいさお / 堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ / 遠藤正明
たいらいさお / 樋浦一帆 / 三重野瞳 / 美郷あき / a・chi-a・chi
BACK BAND:
Super Robot Special Band
On Guitar:松尾洋一
On Bass:村上聖
On Drums:岩田 "ガンタ" 康彦
On Keyboards:松原ひろし
Z旗 (ZETKI) horns
On Trumpet:阿久澤一哉
On Trumpet:Kenito
On Trombone:島田直道
On Saxophone:清水洋之助
アップルパイ
On Chorus:平山佳代子
On Chorus:杉山小絵子
スペース☆カインズ
On Chorus:貴日ワタリ
On Chorus:常見弘士
On Chorus:戸巻大蔵
公演日程:
4月26日(日) / 東京 / ゼップ羽田
公演時間:
開場 / 15:30 , 開演 / 16:30 , 終演 / 19:40
会場BGM
BGM. The Rolling Stones「Hyde Park Live 2013」
SETLIST
OPENING SE
堀江美都子, 影山ヒロノブ, MIQ, 遠藤正明
01. 鋼の魂 / スーパーロボットスピリッツ
影山ヒロノブ
02. 行け!ザンボット3 / 無敵超人ザンボット3 (堀光一路 cover)
遠藤正明
03. THE WINNER / 機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY- (松原みき cover)
MIQ
04. ICE MAN / スーパーロボット大戦α
堀江美都子
05. 鋼鉄のコクピット (グルンガスト弐式) / スーパーロボット大戦α
ささきいさお
06. 宇宙戦艦ヤマト / 宇宙戦艦ヤマト
美郷あき
07. 僕らの自由 / スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-
08. Wild Succession / スーパーロボット大戦NEO
遠藤正明
09. 戦士よ、起ち上がれ! / 魔装機神サイバスター
10. 恍惚ラビリンス / サクガン
たいらいさお
11. 復活のイデオン / 伝説巨神イデオン
12. 最強ロボ ダイオージャ / 最強ロボ ダイオージャ
樋浦一帆
13. 宇宙の王者!ゴッドマーズ / 六神合体ゴッドマーズ
14. 愛の金字塔 / 六神合体ゴッドマーズ
MIQ
15. 21世紀少年 (21st century boy) / ゲッターロボ號 (貴水博之 cover)
ACOUSTIC GUITAR PART
スーパーロボット・メモリアル・バンドZ
堀江美都子, MIQ, 影山ヒロノブ, 遠藤正明, たいらいさお
16. 斗え! ゴライオン / 百獣王ゴライオン (水木一郎 cover)
17. おれはグレートマジンガー / グレートマジンガー (水木一郎 cover)
a・chi-a・chi
18. STEP / 魔神英雄伝ワタル
19. a・chi-a・chi アドベンチャー / 魔神英雄伝ワタル
三重野瞳
20. ひとつのハートで / 超魔神英雄伝ワタル
21. BOYS BE AMBITIOUS / 超魔神英雄伝ワタル
三重野瞳, 影山ヒロノブ
22. W-Infinity / GEAR戦士 電童
影山ヒロノブ (from JAM Project)
23. FIRE WARS / OVA マジンカイザー
ささきいさお
24. とべ!グレンダイザー / UFOロボ グレンダイザー
25. すきだッ ダンガードA / 惑星ロボ ダンガードA
堀江美都子
26. 宇宙魔神ダイケンゴーの歌 / 宇宙魔神ダイケンゴー
27. ボルテスVの歌 / 超電磁マシーン ボルテスV
遠藤正明
28. 勇者王誕生! / 勇者王ガオガイガー
たいらいさお
29. 銀河旋風ブライガー / 銀河旋風ブライガー
MIQ
30. TIME TO COME / 第4次スーパーロボット大戦
影山ヒロノブ
31. HEATS / チェンジ!!真ゲッターロボ 地球最後の日
堀江美都子, MIQ, 影山ヒロノブ, 遠藤正明
32. 時を越えて / スーパーロボット大戦
-enc-
ALL SINGERS
33. ゲッターロボ! / ゲッターロボ
The Rolling Stones の Hyde Park Live の音源が流れる会場は、これからライブが始まるにもってこいって感じ。音源を流すにしても、スタジオ・アルバムでなくてライブ盤ってのがいいよね。
本日は、スーパーロボットに特化した stage terra。
今年は、人気ゲーム・シリーズ「スーパーロボット大戦」の第一作が、1991年4月20日に発売されてから 35周年とのこと。そういう背景があってか、今日のセットリストを見てみると、スーパーロボット大戦に関する楽曲が、例年よりも多く、かつ、同シリーズに参戦経験のある作品が多い様に感じました。
本編のセットリストは、”鋼の魂”にはじまり、”時を越えて”で締まっているのが、印象的ですね。ゲーム「スーパーロボットスピリッツ」のプロモーション・イベントとして始まり、スーパーロボット大戦 35周年を記念するという流れは、日本のロボット・ゲーム史を追体験しているような感じでもあります。
ゲームの楽曲でいうとこんな感じ。
スーパーロボット大戦
第4次スーパーロボット大戦
スーパーロボットスピリッツ
スーパーロボット大戦α
スーパーロボット大戦NEO
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-
※ゲームのスピンオフ・アニメ作品
その中でも「スーパーロボット大戦α」からは、メインテーマではなく、R-2専用曲 ”ICE MAN”、グルンガスト弐式専用曲 ”鋼鉄のコクピット (グルンガスト弐式)"というマニアックな選曲で、意外性の高いことから、来場者から嬉しい悲鳴があがりました。
マニアックとまではいかないかもしれないけど、美郷あきが”僕らの自由”を歌ったとき、スパロボOG でまとめるのかな?と思ったら、2曲目がまさかの”Wild Succession”で、良い意味で期待を裏切られました。
また、歌唱も素晴らしく、今日のような晴天の空に透き通るような綺麗な歌声を披露してくれましたよ。
SRS なのに、"宇宙戦艦ヤマト"がセットリスト入りしているのも、スパロボ35周年記念って感じがしますよね。まあ、言ってしまえば、「スーパーロボット魂 ザ・ベスト Vol.2~スパロボ編2」 (多分、SRS とは関係ない) にも収録されているから、SRS で歌って悪いことなんてなかった。
やっぱ、ささきいさおによる”宇宙戦艦ヤマト”の特別感凄い。
朗々と響く雄大な歌声は、聴く者の心を鼓舞し、長い手足による大きな身振りには、思わず惹きつけられてしまう。正にカリスマ。こんなのテンション上がらないわけないじゃんね。会場のシンガロングもめっちゃ大きかった。
同アルバムには、"21世紀少年 (21st century boy)"も収録されていたから、ワンチャン、その流れでセットリスト入りした可能性がある。
このオリジナル・シンガーは、貴水博之 (access) なので、ちょっとこの 1曲のために出演していただくのは難しいでしょう。このステージでは、MIQ によるカバー曲の方がセットリスト入りしました。
原曲は、貴水博之の綺麗な高音が、小気味良いデジタル・ビートに乗っていて、Duran Duran のようなニュー・ロマンティックや、80年代 UK ニューウェーブのようでもあります。あるいは、YES ”Owner Of A Lonely Heart” 的なニュアンスもあり、UK ロックのエスプリを、いたるところに感じます。めっちゃいい曲ですよね。
ただ、1991年あたりのロボット・アニメのオープニングにこの曲を採用したのは、かなり実験的だったと思います。「ゲッター・ロボの新作のOP」を予想して、このような曲を想像した人は皆無だったでしょう。
話しがそれました。
本公演では、MIQ がカバーした方がセットリスト入りしました。こちらのアレンジも、MIQ のキャラクターや歌唱に合いつつ、原曲の雰囲気もちゃんと織り込んであり、とても良い楽曲だと思います。
貴水博之のハイトーンに合った、デジタル・ビートの疾走感。
MIQのソウルフルな声に合った、ファンク・ロック調の説得力。
もし、気になる方がいらしたら、聴き比べてみてください。
”最強ロボ ダイオージャ”では、お馴染みのコール&レスポンスについて、歌に入る前に練習もあったことから、めっちゃ厚いコーラスになって面白かった。
お馴染みのコール&レスポンス
「最強ロボー」
(サイキョウサイキョウサイキョウサイキョウ...)
本イベント常連と思われる方は、他のパートでもロボット呼ぶモーションや、合体の掛け声なども、ポーズ付きで再現していて、ほんと各々が自由に楽しんでる感じが最高だった。
続くのは、樋浦一帆。歌うのは勿論、ゴッドマーズ。
2021 にも出演してくれたので、短い間で再出演となって良かった。
このステージでは、前回に比べ、観客への魅せ方が大分アップデートされていました。(ギターこそ持っていませんが) The Who の Pete Townshend バリのウィンドミルをかますなどしていました。
御年 72歳で、曲の間も時間を取っていたので、相当シンドイんだと思います。ですが、ステージに立つ姿は、まだまだ元気で、サービス精神も旺盛なので、また一緒に「六神合体!」って叫びたいです!
今回、一番湧いたのは、「魔神英雄伝ワタル」関連でした。
a・chi-a・chi の活動再開によって、オリジナル・シンガーによる歌唱が実現しました。そのため、本日の会場の多くの方が、このステージをお目当てに来場しています。
まず、びっくりしたのが、ふたりで同じタイミングでしゃべっても、ひとりに聞こえんのね。リアルなのに、ステレオで聴いてるみたいな感覚になって、ひとりでしゃべってるのか、ふたりでしゃべってるのか、時々わからなくなる。これ、特に話すタイミングを示し合わせているとかじゃないんだよね。素でシンクロしてるの。こんな経験はじめてでした。
音源聴いたときは、別録りで合わせてるんだと思っていたんだけど、まるで、天然のダブル・トラッキングみたいな感じで、リアルでダブル・トラッキングの効果がでていて、唯一無二感が凄かった。
※ダブル・トラッキングとは、同じボーカルパートと2度録り、それを重ねる手法のこと。
ぼくは、ボーカルが複数いるときは、パート分けしてハモった方が良いって考えるタイプだけど、このふたりについては、ここまで完璧にユニゾンできるなら、無駄にそうする必要は無いって趣旨変更します。しかし、別にハモってないわけじゃないんですよね。あえてパート分けの効果を控え目にして、このユニゾンによる天然のダブル・トラッキング効果を有効活用してるんです。恐ろしいスキルだと思います。
a・chi-a・chi のステージは、是非、生で見ていただきたい。それくらい高いスキルをもったボーカリストです。
三重野瞳も、ワタル関連で楽曲を披露しましたが、”W-Infinity” 待望論がありました。
だって、三重野瞳だけでなく、影山ヒロノブもいるのだから、こんな機会でもないと、オリジナル・デュオでパフォーマンスなんて見られません。
それに、この楽曲は、とてもスーパーロボット的な楽曲で、テンションがあがりますから、「ふたり揃うならやるでしょ!」という期待感が、開演前からありました。
こちらは男女デュオで、a・chi-a・chi とはまた違ったハーモニー、ボーカルの厚みがあり、デュオの対比としてもとても興味深い流れでした。
最後のアンコールは、定番曲となった”ゲッターロボ”
みんな最後の力を振り絞り、声の限りシンガロングし、大団円を迎えました。
本公演のセットリストを見ると、いわゆるアニソン (歌詞に作品名が入る) から、”恍惚ラビリンス”、”21世紀少年 (21st century boy)”のような楽曲まで、実に幅広いジャンルが、アニメ主題歌に採用されており、時代の変化ととも、アニソンで作品を表現する幅も広まったのがわかりますね。
このように、SRS 2026 とは、時をこえてアニメ史を追体験できるようなイベントだったのではないかと思います。
毎年、手を変え品を変え、アニソンの魅力を伝えてくるイベントですので、気になった方は、関連イベントに参加してみてください。
ライブへ行くのが敷居が高く感じる方は、先ずは配信チケットをお買い求めください。