4月になり、新しい環境でひとり暮らしを始めた方も多いと思います。
なので、あの悲劇を繰り返さないためにも、注意事項を共有しようと考え、まとめました。
あの悲劇とは、卵に代表される、電子レンジでの加熱処理時の注意事項のことです。
電子レンジで取扱いを注意するにあたり、3グループにまとめてみました。
破裂の危険があるグループ
メカニズム
殻や膜の中に水蒸気が溜まり、限界を超えた時に爆発 (破裂) する。
・たまご
たまごの殻および黄身を覆っている膜が原因。
殻を剥き、黄身をつまようじなどでつつき、膜に複数の穴を開けておく。
・明太子、たらこ
身を覆っている膜と、脂質が多く加熱の過程で水と反応するのが原因。
膜に切れ目をいれておく。
・イカ、タコ
身を覆っている被膜が原因。
皮を剥き、格子状に細かく切れ目を入れる。または、少量ずつラップをかけて加熱する。
・カニ、エビなど甲殻類
外殻に覆われいるのが原因
殻などの切れ目を入れておく。
ただし、加熱しすぎると身が硬くなってしまうので、電子レンジ利用はオススメできない。
・ナス、トマト、オクラなど皮に覆われている野菜
実を覆っている皮が原因。
皮に切り込みを入れるか、つまようじなどで複数箇所穴を空けておく。
・ウィンナーなど腸詰のように皮で覆われている加工品
皮が張ってあるのと、脂質が多く加熱の過程で水と反応するのが原因。
皮に切れ目を入れておく。
・栗、銀杏など硬い皮で覆われている木の実
実を覆っている皮が原因。
皮に切れ目を入れておく。
注意点:
・処置をしても、加熱時間によっては破裂することがあります。
加熱時間は短く、様子を見ながら操作しましょう。
また、調理後、直ぐに取り出すのではななく、数秒様子を見てから取り出しましょう。
発火の危険があるグループ
メカニズム:
水分の少ない物は、短時間であってもマイクロ波の集中による加熱で、焦げて煙が出たり、発火する恐れがある。
・ドライフードなどの乾燥食品
(ドライフルーツ、切り干し大根、煮干しなど)
乾燥によって水分が著しく少ないため、非常に燃えやすい。
・パン類
水分が少なく炭化しやすい。糖分や油分が高温になり、そこから発火することがある。
加熱するならトースターで。
・ニンニク、芋など根菜類
水分が少ないので、温度上昇が急激で、焦げたり発火したりする。
濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにその上からラップでくるむことで、蒸すことはできる。
注意点:
・小分けにして加熱した場合、熱が集中して短時間で発火する恐れがあります。
・発火した場合、すぐに電子レンジの扉を開けるのではなく、スイッチを切り、コンセントを抜いて、発火が収まるのを待ちましょう。
突沸の危険があるグループ
メカニズム:
飲み物やとろみのある料理を加熱すると、沸点を超えても液体が沸騰せず「過加熱」状態になることがあります。そこへ振動を加えたり、スプーンを入れたりしたすると、その瞬間に、中身が激しく噴き出す現象が発生します。これを突沸と言います。
これによって、火傷を負う可能性があるので、注意しましょう。
・コーヒー、ココア、牛乳、お酒
底の深いカップを使うと発生する可能性が高くなる。
牛乳などのタンパク質を含む液体は、急激に加熱すると突沸しやすい性質がある。
いずれも、口の広いカップを使うことが対策。
また、1~2分置いて取り出すのも対策。
・カレー、シチュー、あんかけなど
とろみのある飲食物は、熱がこもりやすい性質がある。
時間を短時間に設定し、こまめに攪拌することで防げる。
注意点:
・少量の加熱は、空焚きとなる可能性があります。
・加熱前に、よくかき混ぜておきましょう。
・金属製品と一緒に加熱しないでください。
電子レンジ対応しているものを利用してください。
・温めすぎると突沸する可能性があります。
・飲み物を温めたときは、直ぐに取り出さず、1~2分置くのが安全です。