終末の巨獣と北欧の邪竜が日本列島を襲来!

タイトル:
Behemoth ”Chant Of The Eastern Lands” 2026
開催日程:
2月25日(水) / 東京 / スポティファイ・オー・イースト
公演時間:
開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 21:40
会場BGM
...
Black Sabbath "Heaven & Hell"
Black Sabbath "Black Sabbath"
Judas Priest "Breaking The Law"
Judas Priest "Sinner"
Metallica "Creeping Death"
Metallica "One"
Megadeth "Holy Wars...The Punishment Due"
※順不同
NIDHOGG
MEMBER
On Vocal:Nidhogg
On Guitar:Dariusz „Daron” Kupis
On Guitar:Jacek „The Killer” Kieller
On Bass:Jakub „Boruta” Śliwowski
On Drum:Paweł „Pavulon” Jaroszewicz
SETLIST
01. Narcissus
02. Transilvania
03. Cic Luceat Lux (Wilczyca song)
04. Wilczyca (Wilczyca song)
~ Horda (Wilczyca song)05. Når livet blir et helvete
06. Twilight Ov God
07. Wyroczia (Kat cover)
08. Territory (Sepultura cover)
Behemoth
MEMBER
On Vocal, Guitar:Adam "Nergal" Darski
On Drum:Zbigniew "Inferno" Promiński
On Bass:Tomasz "Orion" Wróblewski
On Guitar:Patryk "Seth" Sztyber
SETLIST
01. The Shadow Elite
02. Ora Pro Nobis Lucifer
03. Thy Becoming Eternal
04. Conquer All
05. The Shit Ov God
06. Ecclesia Diabolica Catholica
07. Cursed Angel Of Doom
08. Nomen Barbarvm
09. Blow Your Trumpets Gabriel
10. Bartzabel
11. Ov Fire And The Void
12. The Return Of Darkness And Evil (Bathory cover)
13. Decade Of Therion
14. Chant For Ezkaton 2000 E. V.
-enc-
15. O Father O Satan O Sun!
数日前までの暖かい陽気がウソのような雨模様で寒さ厳しい渋谷にて、遥かポーランドより Behemoth と Nidhogg が来日。
Behemoth は10年以上期間を空けたのと、Nidhogg は初来日ということもあり、平日の悪天候というロケーションから想像もつかないほど、早い時間から人が集まっていました。
Nidhogg は、ポーランドのブラック・メタル・シーンにおいて、スーパー・バンド的な立ち位置のバンドのようです。
ボーカルの Nidhogg を中心に、凄腕のベテランで固め、その初来日のステージを、Behemoth とともにする。このステージは、ぼくたちが考える以上に、シーンにとって重要なステージなのだと感じました。
セットリストは、Nidhigg の自己紹介のようなセットリストで、まず、Nidhogg から。そして、Nidhogg が所属する別バンド Wilczyca を挟みつつ、どういう音楽をルーツにバンドを展開しているって感じの構成になっています。
そういう流れを考えると、Sepultura "Territory" を最後にやるのは、めっちゃ燃える展開ですよね!
直前の MC では、ロシアのウクライナ侵攻への非難を示すスピーチがありましたが、それらが、古き価値観や旧支配体制からの解放を叫んだのだと捉えると、遠い異国のできごとであることを理由に、無関心気味になっていたことに気づかされ、激しい情動が沸き起こるのを止められませんでした。
また、「War For Territory」という言葉からは、外国人の過剰流入によって、ある意味、日本のアイデンティティが脅かされているような昨今の情勢もあり、このフレーズにさまざまな意味がないまぜになり、単なる歌詞以上の意味が重ねられているように思えて、最高にカオスで、最高に盛り上がりました。
Behemoth は、MC も少な目に、ブラック・メタルの世界観を粛々と深めていくステージ。
本公演は「Chant Of The Eastern Lands」ということで、原点回帰の意味合いを持つ公演ということもあり、デス・メタルの影響を請けつつも、プリミティブなブラック・メタルという雰囲気を強めにセットリストが進行していきました。それに合わせ、Nergal の衣装もめまぐるしく展開し、派手な映像演出こそないものの、視覚的にとても素晴らしい演出があり、かつ、メンバーのステージ上の立ち振る舞い、所作のひとつひとつが洗練されていて非常に美しく、ステージの下からメンバーを仰ぎ見るという構図が、まさに宗教的で、Behemoth って最高だなって思えました。
そのあまりに美しすぎる所作のせいで、動きのひとつひとつに儀式的な意味があるのでは?と勘繰ってしまうほど。なので、本編を締めくくる”Chant For Ezkaton 2000 E. V.”をみんなで合唱したのは、祝福の時代が終え、世界の終末が訪れたことを告げる集団儀式みたいな感じがあり、さらにその後の”O Father O Satan O Sun!”が、前回来日のアンコールと同じ曲だったことから、Behemoth が日本を忘れていたわけでなく、その繋がりを感じさせるような流れで感無量だった。
また、Nidhogg が "Territory"で、人間同士の争いからの解放を歌い、Behemoth で世界の終末を告げたことで、ポーランドのメタル・シーンは、次のステップに移ったことも意味しているかのようで、考えれば考える分、その邪悪な世界観の深みにハマっていくようで、なんかいろいろ危うい感じがして、最高にブラック・メタルなイベントでした。
Nergal の「ありがとうニッポン」は、ニホンじゃなくてニッポンという点にこだわりを感じたし、日本語でしっかり「神のクソッタレ!」という MC も飛び出して、そういうエンタメ部分にも Behemoth 流の美学を感じ取れた、Behemoth は最高でしかなかった。
Behemoth
— でゅら~ (@deulah2002) 2026年2月25日
きたわよ pic.twitter.com/KYxr1rNy0o
Behemoth
— でゅら~ (@deulah2002) 2026年2月25日
21:40 終演
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