Rotting Christ、いろいろあったけどめっちゃ良かった!
タイトル:
Rotting Christ
35 Years Coil Of Existence
開催日程:
9月14日(土) / 東京 / 渋谷ギャレット
公演時間:
開場 / 19:00 , 開演 / 19:30 , 終演 / 22:00
Bereaved
MEMBER
On GUitar:Nori "tahke" Takenaka
On Vocal, Guitar:Kohhei Iino
On Drums:Leone Wakiya
On Bass:Support
SETLIST
__.
Rotting ChristMEMBER
On Vocal, GUitar:Sakis
On Guitar:Support
On Bass:Support
On Drums:Support
SETLIST
01. Χ Ξ Σ
02. P'unchaw kachun- Tuta kachun
03. Demonon Vrosis
04. Kata Ton Daimona Eaytoy
05. Apage Satana
06. Elthe Kyrie
07. Like Father, Like Son
08. King of a Stellar War
09. Non Serviam
10. Societas Satanas (Thou Art Lord cover)
11. In Yumen-Xibalba
12. Grandis Spiritus Diavolos
13. The Raven
-enc-
14. The Sign of Evil Existence
Rotting Christ 来日公演を観に行ってきたよ。
本公演は、割といろいろなことがあって、幕が上がるまで、そこに本当に Sakis がいるのか、本当にライブをやるのか、誰も確信がないまま開演を待つという、シリアスな状況でした。
あとから知ったのですが、Sakis がギャレットに着いたの、なんと、Bereaved が終わった直後だったらしい。
その Bereaved のステージも、Bass の機材トラブルで 10分くらい止まっていたことを考えると、もし、遅れてなかったどうなっていたんだ?と、後から冷や汗がでるというね。
また、開演時間についても、直前くらいのタイミングで変更だったから、ガチのマジで本公演の開催は波乱しかなかった。
なので、先ず、開催してくれた EVP に感謝の意を捧げたい。ありがとうございました。
Bereaved
前述のとおり、Bassのトラブルがあり、それがサウンド・チェックをやらなかったことが原因ということで、かなりストレスをかけられたけど、正メンバーでなかったり、本職はギター・クラフトマンとか聞かされると、まあしゃーなしとなってしまう。
楽曲は、スラッシーなデス・メタルという感じで、実に頭を振りやすく良かった。
セットリストは、新作から旧作に遡っていく感じで、バンド史の中にバンド休止期間があることで、初期作と新作の変遷も感じられるようになっていて、そういう意味でも興味深く、そして楽しめました。
バンド活動を再開したものの、担当楽器の入れ替えなどもあり、なんとなくもてあましてる (または不慣れな) 感じはあったけど、演奏はソリッドでめっちゃ良かった!
Rotting Christ
前日のとおり、開演時間を遅らせた上に、Bereaved の機材トラブルがあって、ようやくギリギリ間に合ったという Sakis 。故にリハ無しのぶっつけ本番!本公演は、ホント紙一重で開催されたんだなあ。そうそう、バンドの正メンバーは、Sakis のみだったんだって。
後から知ると、ヤバさマシマシの本公演でしたが、観ているときはそんなことも知らなかったので、出てきた瞬間、Sakis のカルト教団のカリスマ教祖的な雰囲気に一発でやられてしまった。
ブラック・メタルというと、悪魔崇拝やアンチ・キリストというイメージがありますが、どっちかというと、宗教の儀式のような雰囲気。なので、教祖のありがたい説話をいただく厳かな儀式って感じに近いかな’ (適当)
なので、ただ荒々しいだけでなく、時にはフォーク的な牧歌感を覚えるときもあるので、曲単位でくるくる表情が変わるのでめっちゃ楽しい。
本来なら、本編終了と同時に終演って感じだったんだろうけど、会場の盛り上がりに「あと2分だけ...」といって、”The Sign of Evil Existence” が!
正メンバーが Sakis しかいないという特殊編成にて、初期曲をやってもらえてよかった。
まあ、言ってしまえば、予定通りの公演時間だったら、もう 1曲くらいなんとかなったやろ...とは思うけど、贅沢は言えないよね。